【初心者向け】Kindleアプリの使い方を画像付きで分かりやすく解説
こんにちは、コトサワです
今回は、Amazonの電子書籍を快適に読むことができるKindleアプリの使い方を解説します
操作手順や便利な機能をしっかり理解して、読書QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を一気に爆上げさせましょう
前半はKindleアプリの概要を説明します
「そんなのはもう知っているよ」「アプリはもうインストールしたよ」という方は、下の目次のKindleアプリの各画面の項目まで飛んでください
(目次はクリック・タップできます)
Kindleアプリの概要
Kindleアプリは、Amazonの電子書籍を読むことができるアプリです
インストール・アプリ利用に料金はかかりません
ただしアプリの使用にはAmazonアカウントが必要です
既にアカウントをお持ちの方は、アプリストアからアプリをインストールして、ご自身のアカウントでログインすればすぐに使い始めることができます
アカウントの種類は、有料のプライム会員でも無料の通常会員でも、どちらでも大丈夫です
一度ログインすれば、Amazonのアカウント情報がリアルタイムで同期します
Amazonで購入した有料書籍や登録済みの読み放題のサービスは、Kindleアプリにすぐ反映されます
Kindleアプリを利用できる4つのサービス
Kindleアプリは、いわば本棚です
本棚には書籍があらかじめ用意されているわけではありません
電子書籍を購入するか、書籍の読み放題サービスに登録して、本棚に書籍を用意する必要があります
書籍を用意する4つのパターンをご紹介します
①AmazonのKindle本(電子書籍)を読む
Amazonのショッピングサイトで電子書籍を購入し、それをアプリで読むという方法です
スマホやデバイスに好きなだけ書籍を保存しておけるので、どこでも気軽に読書をすることができます
②無料書籍を読む
AmazonのKindleストア(電子書籍)には「無料本」というコーナーがあります
Amazonの会員であれば、そのコーナーにある書籍は全て無料で読むことができます
無料本の数は1万冊以上で、本の種類は随時追加・変更がされています
読みたい書籍が明確に決まっておらず、暇つぶし程度に読書をしたいという場合には、十分すぎるほどの充実度です
無料本はショップ内でダウンロードすると、アプリにそれが反映し、すぐに読み始めることができます
\無料本のラインナップをいますぐチェック/
③Kindle Unlimited
Kindleの電子書籍が200万冊読み放題になる定額サービスです
このサービスに加入すると、アプリ内で「kindle unlimited」と表示されている書籍が全て追加料金不要で読み放題になります
月に1〜2冊書籍を読めば元が取れるので、書籍をたくさん読みたい方はこういった読み放題のプランに加入するのがオススメです
(自分の読みたい書籍が読み放題に含まれていない場合もあります)
④Prime Reading
Amazonのプライム会員の特典を利用する方法です
既にプライム会員の方は追加料金不要で、1000冊の書籍が読み放題になります
プライム会員の方は、アプリ内の「prime reading」と表示されている書籍が追加料金不要で読み放題になります
③のKindle Unlimitedに比べると、読み放題の数が格段に少ないので、読み放題サービス目的にプライム会員になることはオススメしません
Kindleアプリをインストールしよう
自分が利用したいサービスを見つけたら、早速アプリをインストールしましょう
Kindleの公式アプリはアプリストアから無料でインストールできます
探すのが面倒という方は下記のリンクから直接インストールページに飛べます
インストールしたら初期設定をしよう
アプリをインストールしたら、初期設定をしましょう
手順はとっても簡単です
インストールしたアプリがホーム画面に追加されます
それをタップしてアプリを起動させます
アプリが起動したら、画面の指示に従って初期設定を進めます
自分のAmazonのアカウント情報の入力をしてください
1度ログインが完了すれば、2度目以降はこの操作はする必要がありません
常にAmazonのアカウントにサインインされている状態になります
Kindleアプリの各画面
Kindleアプリの各画面の見方や操作方法を説明します
デバイスやバージョンによって、若干デザインが異なる可能性があります
ホーム
アプリを起動させるとまず「ホーム」の画面が表示されます
読書の記録や、読書履歴に基づくおすすめの書籍などが表示されています
左上のベルマークをタップすると、アプリからの通知を確認できます
ライブラリ
「ホーム」マーク横の「ライブラリ」をタップすると、自分が購入・ダウンロードした書籍の一覧を見ることができます
右上の「上下矢印マーク」をタップすると、ライブラリの表示方法を変更することができます
書籍の並び順や表示方法の詳細を自分好みに変更可能です
書籍を購入したりダウンロードすると、自動的にライブラリに追加されます
iOSデバイス(iPhone等)でKindleアプリを使用する場合、アプリ内で”書籍購入・無料本ダウンロード”をすることができません
ウェブ上のAmazonのショップサイトで購入・ダウンロードをしたものが、自動的にライブラリに反映されるシステムです
読み放題サービスの書籍のダウンロード・読み取りはアプリ内で行うことができます
カタログ
「ライブラリ」横の「カタログ」は書籍を探すことができるページです
読み放題のサービスに加入している場合、書籍を探す際にとっても役に立ちます
右上の「Kindle Unlimited」または「Prime Reading」をタップすると、それらの読み放題書籍の一覧が表示されます
その他
右下の「その他」マークをタップすると、読書の詳しい記録やアプリの設定を確認できます
今までに読んだ書籍の一覧を見たり、読書記録の目標を立てることもできます
検索バー
全てのページの上の部分に表示されている検索バーから、気になる書籍を検索することができます
書籍の題名や作者の名前だけでなく、ジャンルやテーマなど大雑把なワードでも書籍を探すことができます
読書中
読みたい書籍を開くとこんな感じで表示されます
当記事内ではこの画面を「読書画面」と呼びます
左右にスワイプするとページが進みます
真ん中をタップすると、周りに複数のアイコンが表示されます
当記事ではこの画面を「読書設定画面」と呼びます
書籍の周りに表示されている各アイコンから、読書中の設定を自分好みにカスタマイズすることができます
この設定方法は「Kindleアプリの便利機能」のところで詳しく説明します
Kindleアプリの基本操作
ここからはアプリの具体的な操作方法を説明します
大きく分けて4つの操作です
とりあえずこの4つの操作を覚えれば、”読書をする”というKindleアプリ本来の目的はクリアすることができます
本を探す
まず読書をする大前提として、読むための書籍が必要です
書籍の探し方をサービス別に説明します
①Kindle本(有料書籍)
操作方法
1, Amazonショップサイトで購入したい書籍を探す
(「コミック(紙)」を選択すると、自宅に紙のコミックが届き、電子書籍としてアプリ内で読むことができません)
3, 「注文を確定する」
4, 購入確定後、Kindleアプリの「ライブラリ」を確認
②無料本
操作方法
1, Amazonショップサイト右上メニューバー
2, 「すべてのカテゴリー」→「Kindle 本&電子書籍リーダー」
3, 一番下「無料本」
4, 書籍を探す
(「コミック(紙)」を選択すると、自宅に有料の紙のコミックが届き、無料電子書籍としてアプリ内で読むことができません)
6, 「今すぐ無料で取得」または「注文を確定する」
7, 購入確定後、Kindleアプリの「ライブラリ」を確認
③Kindle Unlimited
アプリ内の「Kindle Unlimited」のロゴがついている書籍は全て読み放題です
アプリの検索バーから書籍を検索し、表紙周りにロゴがついていない場合は、有料書籍なので読み放題では読むことができません
読み放題の書籍を選択すると「読み放題で読む」というボタンが出てくるので、タップすると、そのまま書籍を読むことができます
読み放題サービスの場合
「読み放題で読む=ダウンロード=ライブラリに保存」という流れが一括で行われます
④Prime Reading
アプリ内の「Prime Reading」のロゴがついている書籍は全て読み放題です
Kindle Unlimited同様、アプリの検索バーから書籍を検索し、表紙周りにロゴがついていない場合は、有料書籍なので読み放題では読むことができません
読み放題に含まれない有料書籍はタップすると、次のように表示されます
「無料サンプルを送信」をタップしても、料金は発生しません
有料書籍のさわりの部分を無料で試し読みすることができます
※Android端末の場合「無料サンプル」のボタンの前後に「ワンクリックで購入」のボタンがあり、そのまま購入手続きに進むことも可能です
本を読む・本を閉じる
ライブラリを開いて、読みたい書籍をタップします
すると選択した書籍がそのまま、開きます
途中まで読んでいた書籍は、その続きから開きます
本を閉じるときには
「読書画面」の中央をタップします
すると「読書設定画面」が開きます
左上の「下矢印マーク」をタップしてください
本が閉じます
読みかけでも栞を挟む必要はありません
次回は、自動的に前回閉じたところから再開します
ライブラリでは、書籍読了の進捗状況をラベルで確認できます
読み終わっていない書籍が一目でわかるので、とっても便利です
本を返却(削除)する
読み放題サービスに加入している場合、ライブラリに保存できる読み放題書籍には限りがあります
Kindle Unlimitedは20冊、Prime Readingは10冊までです
上限に達し、新たに書籍をダウンロードしたい場合は、既存のダウンロード書籍を返却する必要があります
操作方法
1, ライブラリを開き、返却したい書籍を長押し
2, 「本の利用を終了」
3, 「利用を終了」
上限に達する前にこまめに書籍の返却を行うことで、新しい書籍のダウンロードをスムーズに行うことができます
読み放題の書籍のダウンロード数には上限がありますが、有料書籍や無料本はその数には含まれません
好きなだけ購入・ダウンロードをして、保存をしておくことができます
本を分類分けする
ライブラリを自分好みにカスタマイズして、さらに使い勝手を良くする方法です
操作方法
1, ライブラリの「上下矢印マーク」
2, 表示「コレクション」
3, 右上「+マーク」
4, コレクション名を入力して「作成」
例)「育児」「小説」「仕事関係」「レシピ本」など…
5, コレクションに追加する書籍を選択
6, 「完了」
コレクションの削除
コレクション一覧画面で削除したいコレクションを長押し
→「コレクション削除」
各コレクション画面内のアイコン
「+」書籍の追加
「ペンマーク」コレクション内の並び替え
「コレクション名」タップ→名前変更
Kindleアプリの便利機能
ここからは、更にKindleアプリを使いこなすための便利機能をご紹介します
全て使いこなすことができれば、今日からあなたもKindleマスターです
Kindleの書籍は、アプリの便利機能を”利用できる書籍”と”利用できない書籍”があります
雑誌や絵本など、あらかじめ文字と画像のレイアウトが決まっている書籍はコンピュータによる文字読み込みができないので、一部の便利機能を使うことができません
フォント・レイアウト
読書中の環境設定を、自分好みにカスタマイズすることができます
操作方法
1, 読書画面中央をタップ
2, 読書設定画面「Aa」アイコン
3, レイアウトを設定する
各設定
フォントの種類・サイズ
ページの色・行の間隔
細かく設定するのがめんどくさい方向けの一括設定
その他詳細設定
辞書・Wikipedia・翻訳
読書中に遭遇した意味や読み方を知りたい語句を、その場で調べることができます
操作方法
1, 調べたい語句を長押し
2, 画面下部に辞書・ウィキペディア・翻訳が表示される
辞書は国語辞典だけでなく、さまざまな種類を選ぶことができます
翻訳は翻訳後の語句を音声で聞くことができます
また英語以外の言語も選択できます
栞(ブックマーク)
お気に入りのページや後で読み返したいページに栞を挟むことができます
操作方法
1, 栞を挟みたいページで読書画面中央をタップ
2, 右上「栞マーク」
画面をもう一度タップして、読書画面に戻ると画面左上に栞がついているのが確認できます
ページをパラパラとめくっても一目で分かるので、栞をつけたページをすぐに見つけることができます
ハイライト
気になった語句や覚えておきたい語句に線を引いて、保存しておくことができます
操作方法
1, 線を引きたい語句を長押し
2, 吹き出しの4色から色を選ぶ
3, 語句に色がついてハイライト完了
メモ
一言書き留めたいことがある語句にメモを残して、保存しておくことができます
操作方法
1, メモを残したい語句を長押し
2, 吹き出しの「メモアイコン」
3, メモを記入して「保存」
マイノート
保存したブックマーク(栞)・ハイライト・メモを一覧で見ることができます
操作方法
1, 読書画面中央をタップ
2, 読書設定画面「ノートアイコン」
3, その書籍内の保存した箇所が一覧で確認できる
マイノートの内容は、アプリ内ではなくAmazonのクラウド上に保存されています
そのため書籍をライブラリから削除しても、マイノートの内容はクラウド上に保存され続け、いつでも閲覧することができます
これまでに保存したマイノートの一覧はキンドルクラウドリーダーというKindleのWebページで見ることができます
(アプリでは、読書中書籍のマイノートしか閲覧することができませんが
ウェブ上では書籍の種類にかかわらず、保存した全てのマイノート一覧を見ることができます)
おまけ:Kindle端末って知ってる?
Kindleアプリで電子書籍にハマり、更に快適に読書を楽しみたいと思い始めたら
Kindle端末の導入をオススメします
Kindleアプリに備わっている便利な機能は、Kindle端末でもそのまま利用することができます
読書をするために開発されたデバイスなので、目に優しく軽量で長時間持っていても手が疲れにくいです
紙の本と電子書籍(Kindle端末)を簡単に比較してみました
紙には紙の良さがありますが、電子書籍にも紙には負けない多くのメリットがあります
月に何冊も本を読む方であれば、Kindleの定額サービスに加入して、本の置き場にも困らないKindle端末を導入するのが、一番お得で賢い方法かもしれません
まとめ
今回はKindleアプリの使い方を画像付きで解説しました
まだ使ったことがないという方は、無料で便利な機能が使い放題なので、ぜひ利用してみてください