こんにちは、コトサワです
今回は、メルカリのハンドメイドジャンルで完売続きの即売れ作家だった私が、実際に作品販売のために心がけていた事をまとめます
メルカリはハンドメイド販売の敷居がとても低く、初めての方でも挑戦しやすいのが特徴です
実際、専業作家である私の初めての販売場所も、メルカリでした
全くの初心者でもメルカリで人気ハンドメイド作家になれました
まず私がメルカリでハンドメイドを販売を始めた頃のスペックをご紹介します
- ハンドメイドに関するSNSはやっていない
- 知人の中で私がメルカリでハンドメイドを販売していることは誰も知らない
- 当時は全くの初心者で、メルカリがハンドメイド販売デビュー
- メルカリのアカウントはもともと持っていたが、ほぼ利用はなし
要は、本当にただの素人でした
ハンドメイドに関する知識も経歴もなかったわけです
ですが、そんな私がこれからご紹介する”販売のコツ”を実践したら
- 販売開始直後に売り切れ
- 再販希望メッセージ続出
- 1ヶ月先までオーダー待ち
- 定期的なリピーター多数
などのいわゆる”人気作家”と呼ばれるような状況をつくることができました
季節に関するものを販売すれば、次の年に「今年もあの作品は販売してもらえますか?」という問い合わせが殺到したり
あまりに売れていた時は、私の作品の模造品が他アカウントで販売され、運営側に削除依頼をしていた時期もありました
この記事では、そんな”メルカリ人気作家”の仲間入りをすることができたコトサワが、売れるために実践していた販売のコツを分かりやすく解説します
メルカリで人気ハンドメイド作家になるためにやった販売のコツ7つ
それでは実際に
全くの素人だった私が、売り切れ必須の人気作家になるためにやったことを7つご紹介します
簡単にまとめると、こんな感じです
- 売れるジャンル・作品の原価を見極める
- 自分の作品のジャンルで売れている人を徹底リサーチ
- 覚えてもらいやすいプロフィール設定
- 超大事!作品の物撮り
- 検索に引っかかりやすくなる紹介文・キーワード
- 返信速度・発送までの日数
- リピートしてもらうためのアフターケア
やること多すぎない?と思われるかもしれませんが、1つ1つは簡単な作業ばかりなので、ちゃちゃっとこなせると思います
項目ごとに詳しく説明します
1, 売れるジャンル・作品の原価を見極める
「作りたい物=売れる物」ではないのが現実です
売れなくてもいいから、自分の作りたい物を続けたいのであれば、この記事には辿り着いていないはず…
自分の作品がなかなか売れないと感じているのであれば、作品のジャンルチョイスを間違えているかもしれません
大幅な路線変更をする必要はなく「作りたい物」と「売れ筋ジャンル」をすり寄せた中間地点を探してみてください
その際に覚えておきたいのが、作品を作るのには材料費と製作費(機械や場合によっては場所代)、制作時間が必要という点です
また大きすぎる・重すぎる作品は、発送の際の梱包と送料が高くなることも覚えておいてください
- 一般的に需要のあるジャンルなのか
個人的に「メルカリで需要があるハンドメイド」だと思うジャンルは”小売店やプロの店で買うと高い物”だと思っています
ハンドメイド専門のサイトでは「ハンドメイドだから高い」という思考を持つ購入者が主だと思いますが
メルカリはフリマサイトならではの価値観で「実店舗で買うと高いから、ハンドメイドなら安いかも」「メルカリならオーダーメイドでも安いかも」と考える購入者が多いです
なのでその層が欲しいと感じているジャンルを狙うと、売れやすくなります
具体的な例を出すとこんな感じです
- 絵柄やイメージをオーダーできるネイルチップ
- お名前付きベビーグッズ・お祝い飾り
- 細かい量が指定できるor少量から購入できるハンドメイド材料
- 作家が多すぎて飽和状態のジャンルではないか
アクセサリーなど作家数が多すぎるジャンルは、よほどの自信がない限り初心者は避けた方がいいです
出品しても埋もれてしまいますし、購入者は取引数が多い作者から購入したい人が多いです
- 需要を気にしすぎて、自分が好きでないもの・苦手な分野ではないか
当たり前ですが、自分が好きでないものは続きません
何よりせっかくハンドメイドを販売するのであれば、自分の好みや得意を活かした物を楽しみにながら作りたいですよね
- 売れるようになった時に一定量を作り続けることができる制作時間か
売上を伸ばしたいのであれば、ある程度の数を作る時間と労力が必要です
型紙やキットなどを事前に制作し、大量生産ができるような環境づくりができればベストですね
あくまでも趣味の延長線上であり売上目標等はない、という場合であれば、自分のペースでゆっくり制作すれば大丈夫です
- 材料費・梱包料・送料を差し引いて、自分に利益が残るのか
クオリティがなければ作品は売れません
でも、クオリティや材料の質にこだわりすぎて、売上に自分の利益が出なければ本末転倒です
メルカリは基本的に送料込みの価格で販売するので、送料が高くなるような重くて大きい作品は、販売時に不利になります
梱包用の資材や箱も自分で用意しなくてはいけません
通常のフリマアイテムであれば、家にあるいらない段ボール等で大丈夫かもしれませんが、ハンドメイド販売においては、小売店のような丁寧さで梱包をしている人が多いです
2, 自分の作品のジャンルで売れている人を徹底リサーチ
作品のジャンルが決まったら、次はそのジャンルの人気作家をリサーチします
具体的には
- 直近の売れ筋アイテムの特徴
- 購入者の評価コメント・オーダー内容
- 販売者の対応の仕方
- 価格設定
などを調べるといいと思います
いわゆる”市場調査”のような物だと思ってください
「私はこれから”ここ”で人気作家になるぞ!」ということで、ライバルとなる相手や客層を把握します
リサーチした内容は作品をパクるためではなく、自分の作品販売ルールを作るために参考にしてください
よく売れている作家=需要が分かっていて接客も◎
ということなので、作品を販売する前にリサーチすることはとっても大事なことです
他の作家の作品を真似したり、模造品を作ることは絶対にNGです
参考にするべきなのは”目の付け所”や”リピーターを獲得する接客術” ”他の作家とは違うオリジナリティのあるページの作り方”などです
3, 覚えてもらいやすいプロフィール設定
ジャンルのリサーチが終わったらいよいよ、自分のプロフィールページをカスタマイズしましょう
メルカリの中で自分らしさを表現できるのはプロフィールだけです
利用者にとって、販売者のイメージはプロフィールで決まります
見やすくまとまったプロフィールページを完成させましょう
プロフィールに絶対的な正解はありませんが、私なりに気をつけていたことをまとめます
- わかりやすくて覚えやすいアイコン
作品に関連するものや、オリジナルの覚えやすいものがいいと思います
アイコンの画像で作家を覚えている人も多いので、画像をこまめに変更するのはやめた方がいいです
芸能人やキャラクターの画像をネットから引っ張ってくるのはやめましょう
- 誰でも読める名前
メルカリでは、コメント欄や取引画面でこまめに個別の連絡を取り合います
その際に〇〇さんと名前で呼び合う場面が多々あります
相手が特殊な名前だと、覚えるのも入力するのも一苦労です
名前に絵文字・特殊文字・多言語を含んでいる方もいますが、取引相手からすると正直言ってめんどくさいだけです
覚えてもらいやすく入力してもらいやすい名前で登録するのがいいと思います
- フォロワーよりフォロー数の方が圧倒的に少なくなるように
フォロワーの数は売上・リピート率に直結します
最初のうちは少ないかもしれませんが、いい作品・いい作品画像を載せていれば、どんどんフォロワーがつきます
そして、フォロワー数がフォロー数を上回っていれば、余計にフォローされる確率が増えます
「フォロワー500人 フォロー500人」と「フォロワー500人 フォロー5人」だと、フォロワー数は同じはずなのに、後者の方がなんだか人気・カリスマ感(死語)を感じませんか?
フォロワーが多いと、購入を考えている人の判断材料(信頼してもらえる)にもなります
- 簡潔で読みやすいプロフィール欄
プロフィール欄は
・簡単な挨拶
・作品のジャンル
・絶対守って欲しいこと(取り置き期限・オーダーのルール等)
・簡単な発送スケジュール(土日は発送しておりません、配送中の事故は責任を取れません等)
を短く簡潔に読みやすい文章で書くべきだと思います
長すぎる文章・何を言っているのかわからない文章は最後まで読まれません
プロフィールで第一印象が決まります
メルカリを一定期間利用している人は、購入前にプロフィールを見る癖がついている場合が多いので(ヤバイ人ではないか確認するため)いい販売者と認識してもらうためにも、プロフィールのカスタマイズは必須です
NGなプロフィールの特徴もまとめておきます
× 芸能人・キャラクター・その他著作物アイコン
モラルのない人からハンドメイド作品を買おうとは思いません
× 独自ルールが多すぎるプロフィール欄
名指しでルール違反を指摘したり、自分が決めたルールが多い人は地雷販売者として敬遠されます
× 悪い評価をつけられた理由をプロフィール欄で弁解
弁解したい気持ちも分からなくはないですが、その弁解により印象がアップすることはまずありません
またプロフィールページには出品アイテムの一覧が表示されるので、作品の写真に統一感があると、よりプロフィールにまとまりが出ます
イメージはインスタグラムです
おしゃれなインスタグラマーは、投稿画像の色味やイメージに統一感があって、ついフォローしたくなりますよね
インスタグラムほど、おしゃれな画像にする必要はありませんが
画像の背景等が揃っていると、出品者個人のイメージが残りやすく、覚えてもらえるきっかけにもなります
作品の写真の撮り方については、次の項目で詳しく解説します
4, 超大事!作品の物撮り
商品画像が良ければメルカリは必ず売れます
商品画像が良ければメルカリは必ず売れます
大事なことなので2回言いました
メルカリはハンドメイド作品のレベルがそこまで高くない + 商品画像をこだわっている人も少ないので、商品画像が良ければメルカリは必ず売れます
(大事なことすぎて3回言ってしまいました)
もしかするとこれが、今回の記事の中で一番大事なパートかもしれません
もちろん作品のクオリティはある程度必要ですが、メルカリなら中の下ないしは下の上レベルでも売れると思います(あくまでもコトサワの感覚)
私自身ハンドメイド販売の中で1番こだわっているのが作品の物撮りです
撮影方法を見直し、今のスタイルに変えてからはグッと売上が伸びたのを覚えています
作品撮影のポイントをまとめる前に、実際に参考画像を作ったのでそちらをご覧ください
近くにあったタロットカードを商品に見立てて撮影しました
左の大きい写真がポイントを押さえて撮った見本写真です
右側6つの悪い見本に比べて、アイテムの印象がダイレクトに伝わってくるのが分かると思います
たくさんの商品が並んでいる検索画面では、細々としたおしゃれな画像よりも、商品だけが綺麗に並んで写っている画像の方がタップしてもらいやすいです
悪いお手本のダメポイントもまとめてみました
メルカリのアプリでは、他の作家の作品が横に並ぶので、その中でもグッと目を引くような商品画像を作る必要があります
12分割された小さい画像の中から選ばれるためには、小さくてもどんな作品かが伝わり、タップして詳細を確認したくなるような写真を用意してください
商品画像はなるべくたくさんアップした方が売れやすくなるので、こだわりの角度やズーム、小物付きの画像は2枚目以降に並べるといいと思います
撮影時のポイントは
- 自然光が当たる昼に撮影
- 白背景(黒)・小物なしがベスト
- 購入者が見たいのはオシャレな画像より作品の細部
- 1枚はサイズがわかるもの(定規など)との比較画像
- 枚数は多ければ多いほどいい
- いろんな面が見えるように(できれば裏面も)
初心者は小物やオシャレさを求めない方が無難だと思います
画像の加工は作品本来の色味やイメージが変わってしまう可能性がありますし、購入後のトラブルにもなりかねないのでしない方がいいです
文字入れも作品が目立たなくなるので、しなくていいです
文字や小物が多い画像は、メルカリの12分割画面だと、ただのゴチャゴチャっとした細かい画像になってしまうので、タップされる可能性が低くなります
5, 検索に引っかかりやすくなる説明文・キーワード
1つ前の項目で一番大事なパートは写真撮影だと言いましたが
そもそも作品の説明文とキーワードがしっかりとできていないと検索にすら引っかからず、せっかく頑張った商品画像も見てもらえません
購入する人が検索するであろうワードを商品名に盛り込み、さらに説明文では#(ハッシュタグ)を利用して、たくさんキーワードをつけておきましょう
説明文は
- 最初の挨拶(ご覧いただきありがとうございます等)
- これはどういった作品なのか・使用用途
- セット内容(〇〇こで送料込み〇〇円です等)
- 詳しいサイズ表記
- 注意書き(画像はサンプルです、発送中の事故の責任は負えません等)
- ハンドメイド表記(これはハンドメイド作品です、理解のある方のみご購入ください等)
は最低限書いてあるといいと思います
それに加えて
- こんな使い方もあります
- こんな方に使ってほしくて作成しました
- オーダーの受付の有無
- 他にはこんなものも販売しています
といった文も追加するとさらに丁寧ですね
作品が完成するたびに入力するのは時間がかかるので
スマホのメモ機能などに作品名やサイズを「〇〇」と記入したテンプレートを作成しておくのがオススメです
出品の際はそのテンプレートをコピーして、出品画面に貼り付け「〇〇」の部分を入力し直すだけで、説明文が完成します
説明文の一番下にはハッシュタグを使ってキーワードをつけるのも忘れないようにしてください
例えば「ひまわりのピアス」を売りたいのであれば
#ピアス#ひまわり#夏#夏ファッション#ハンドメイド#花柄
などとハッシュタグをつけます(本来であればもっとたくさんつけた方がいいと思います)
するとハンドメイドとは関係なく「夏ファッション」と検索した人も、このひまわりのピアスが検索結果に出てくるわけです
その人が気に入ってくれれば、新しい購入者をGETできるかもしれません
6, 返信速度・発送までの日数
ここからは作品を出品したその後の話になります
具体的にはコメントへの返信速度と発送までの日数についてです
某有名牛丼チェーン店のキャッチコピーにもあるように
手っ取り早く一般層に受けたいのであれば「うまい、安い、早い」が鉄則です
ある程度のクオリティがあることは大前提として、求めやすい価格と迅速な対応はリピーター増やす1番簡単な方法です
実際メルカリ内でのコメントのやり取りは、友達同士のLINEのように1分単位で行われることがザラにありますし、返信が遅れれば、他販売者にお客さんが移ってしまうことだってあります
スマホに張り付いてコメント欄や取引画面を睨みつけている必要はありませんが、あまりにも対応が遅ければ、取引後の評価にも繋がりかねないので注意してください
(対応の速さ・良さは取引評価に直結します)
発送日数についても
即日発送を売りにしている作家さんもいて、それを求める購入者が多いのも事実です
また休日の夕方などに「明日には必要です、追加料金を払うので今日中に速達してください」などの要望コメントがきたりすることもしばしばです
どこまで対応して、購入者に寄り添うかは自分次第ですが、ある程度の融通がきくと優良な販売者として認められ、リピートされやすくなります
しかしながら
メルカリのコメント欄は時々とんでもない要求が飛んでくる場所でもあるので、どこまで対応するかは自分の匙加減で線引きするようにしてください
コメント欄は公開されていて、やりとりしている2人以外の人も閲覧できます
1人の無茶な要望を聞き入れると、それを見ていた人が「あ、私もそれやってもらってもいいですか?」と言いかねません
無理を言うような人はキッパリ断ってください
しつこい人は途中でブロックして、コメントも削除してしまって大丈夫です
一定のルールと速度を守っていれば、信用してくれるリピーターが増え売上もしっかりついてきます
平均発送時間が24時間以内の出品者は「スピード発送バッジ」という章がもらえ、商品ページにバッジが表示されます
商品ページにこのバッジがある場合、購入者からするとプラスのイメージがつきやすく、購入につながる可能性が高くなります
7, リピートしてもらうためのアフターケア
販売のコツ、最後は購入後にリピートしてもらうためのアフターケアについてです
3つのポイントにわけて説明します
- マメな連絡
メルカリの利用者はマメなコメント返信・業務連絡を好みます(なぜかは分かりません)
購入後の取引画面で「ご購入ありがとうございます。○月○日○曜日に発送予定です。それまでしばしお待ちください。」等の連絡をしなくてはいけない、そしてそれには返信をしなくてはいけない、という暗黙のルールがあります
そのルールを怠ると、取引相手に冷たい認定をされてしまい、最悪の場合は取引後の評価で低評価をつけられます
過剰な連絡は必要ありませんが
節目節目で返信・連絡をするのがメルカリマナーで、利用者はそれを好んでいる人が多いということを覚えておいた方がいいです
実際、ハンドメイド界隈のコメント欄には「丁寧に話を聞いてくださり、とても親身な販売者だと感じました」「取引中は何度もオーダー内容を確認してくださり、要望通りのものに仕上げてくれました」などという高評価コメントが多数見受けられます
- 丁寧な梱包
ハンドメイド作家は梱包をこだわっている人がとても多いです
SNSなどで作品を紹介している購入者も「梱包からとても可愛く丁寧でテンションが上がりました」とコメントしている場合が多いです
またハンドメイド品ということで壊れやすく、しっかりと梱包しておかないと、後々トラブルのもとにもなりかねません
梱包に力を入れすぎて赤字になるのは良くありませんが
箱を開ける瞬間からテンションが上がるような品物が届くと、やはりリピートしたくなるものだと思います
余裕があれば、ショップカードやサンキューシールを作るとぐっと雰囲気が出ますよ
- 自分だけの〇〇
ハンドメイド業界は、昨今の在宅生活の流れもあり、業界全体的が飽和状態と言われています
特に誰でも、どのレベルでも、出品することができるメルカリは、本当にたくさんのハンドメイド作品で溢れています
その中もで売れる作家になりたいのであれば
自分だけが作れる or 自分だけが提供できるサービス
を考えて他者との差をつける必要があります
売れるジャンルには必ず先駆者がいますが、オリジナリティとユーモアのある作品が作れれば、初心者でも十分戦えます
購入者に「この人からしか買えない特別な作品」と思ってもらえればこちらの勝ちです
サービスでよく見かけるのは
定期的なセール開催やリピーターさん限定価格ですね
値引きは簡単に売れやすくなります
個人的にはオーダー販売も売り上げが伸びた販売方法でした
(オーダー・取り置き・専用出品はトラブル多数のグレーゾーンなので、利用する際には覚悟が必要です)
私は一時期ハンドメイド素材の販売をしていました
その際に、色々な素材を少量ずつ集めた”39セット(サンキューセット)”というセットを「いつもご購入ありがとうございます!日頃の感謝を込めまして、通常の半額以下の特別価格でこちらのセットをご用意いたしました」と言う文言とともに、390円で販売しました
そのジャンルでは破格の値段だったこともあり、即売れの人気商品に…
39セットを気に入った方がリピートとして高価格のセットを購入してくださるようになり、結果的に売り上げが伸びるきっかけとなりました
メルカリでハンドメイドを売る4つの注意点
メルカリでハンドメイドを販売する際の注意点についてもまとめておきます
1, メルカリはあくまでも”フリマサイト”
メルカリでハンドメイドを販売する上で忘れてはならないのが、メルカリが「フリマサイト」だということです
ハンドメイド作品のみを売買するハンドメイド専門サイトとは、性質も客層もまったく違います
高くてもいいので質の良い物が欲しければ、わざわざメルカリでハンドメイド作品を探しません
メルカリでハンドメイドを販売する際には
- 日常的な値下げ交渉
- 急な音信不通
- 理不尽な理由での低評価(相手の価値観があるので仕方ない部分もあります)
- ”ハンドメイド”の価値をあまり理解していない客層
などのフリマサイトならではの特徴を理解しておく必要があります
上の4つの特徴は全体的にマイナス感が強いですが
- 利用者数が圧倒的に多く、見つけられやすい
- 初心者でもすぐに購入されやすい
- らくらくメルカリ便などの便利な配送方法を使える
- 困った時にはカスタマーセンターが対応してくれる
など、大きな会社・敷居の低いサイトだからこそのメリットもたくさんあります
2, 他フリマサイトよりもダントツで治安が悪い
※これは私コトサワの独断と偏見に基づく意見です
もちろん、メルカリ内には優良な利用者が多数いますし、作品発送後に長文で作品の感想とお礼コメントを送ってくださるようなありがたい方もいらっしゃいます
ですが、なぜかメルカリには本当にヤバイ人がたくさんいます
理由はまったく分かりません
分母が大きい分、他サイトよりも目立ってしまっている部分があるのかもしれません
他のフリマサイトも複数利用していますが、ダントツでメルカリがヤバイです
ヤバイ人はこちらが何を言っても理解できていない場合が多いので
「あっコイツヤバイかも…」と思ったら、すぐにブロックしてしまっていいと思います
理不尽な理由で低評価をつけられたり、相手の対応で困っている時には、メルカリの運営に連絡すると、間に入って取引キャンセルの手続きをしてくれます
3, 100%売れるとは限らない
当たり前のことですが、100%絶対に売れるということは保証されません
需要がまったくないものを売り出しても、欲しい人がいないわけですから売れるわけがありません
ちなみにメルカリで作品が売れない時は、早々に辞めたりジャンル変更をしたりせず、他のフリマサイトに出品してみるという方法があります
実際私もジャンルによっては、メルカリより他サイトの方が売れたりしていたので、販売場所の変更はとても有効だと思います
サイトごとに客層が違うので、ジャンルによっては他のサイトの利用者の方がマッチしている可能性があるからです
代替サイトとしては楽天が運営するラクマ、Yahoo!が運営するPayPayフリマがオススメです
PayPayフリマ
Yahoo Japan Corp.無料posted withアプリーチ
普段から楽天を利用しているような主婦層はラクマを、キャッシュレスでPayPayを愛用しているような若年層はPayPayフリマを利用している場合が多いです
量産できない一点物の作品を作った場合、複数のサイトでの同時販売には注意が必要です
商品の説明文の中に「他サイトでも販売している関係で、随時削除する可能性があります」などの注意書きを書いておくといいと思います
売り切れ後は、他のサイトの出品も手動で削除することを忘れないようにしてください
4, クリエイター・販売者としてのルールは守る
ハンドメイド作品を販売する上で守るべき法律やサイトのルールは必ず守ってください
ルールだけでなく、他の販売者やサイトの利用者が不快にならないような言動を心がけることも大切です
などの法律に抵触するようなことは絶対にしないようにしてください
メルカリのパトロールは年々厳しくなっているので、見つかった場合はアカウント停止の可能性があります
(メルカリでは同一人物が2つ目のアカウントを作ることができません)
最悪の場合、著作権を持つブランドや会社から訴えられることもありえます
いくらハンドメイドの敷居が低いからとって、やってはいけないことは、どのサイト・どの世界でも同じです
おまけ:コトサワはメルカリでのハンドメイド販売をやめました
ここまで長々と「メルカリのハンドメイドジャンルで人気作家になったコツ」を語ってきたくせに、なんだよこの見出しは…と思った皆さん、すみません
私コトサワは、2年ほどメルカリのハンドメイド作家として活動した後、販売場所を自分のネットショップに移すことを決意しました
メルカリを辞めた理由については↓の記事でお話ししています
【現役ハンドメイド作家が語る】メルカリでハンドメイド販売をやめた理由
メルカリのハンドメイド販売の運営方法について、それなりに参考になるかと思います
お時間のある方は、ぜひお読みください
メルカリをやめてからは、無料でネットショップを作成できるSTORES というサイトを利用して、自分だけのネットショップを運営するようになりました
その話もまた、追々更新させていただければと思います
まとめ:メルカリは工夫次第で初心者でも人気ハンドメイド作家になれる
最後に私がメルカリで人気ハンドメイド作家になるために実践したことをもう一度まとめます
- 売れるジャンル・作品の原価を見極める
- 自分の作品のジャンルで売れている人を徹底リサーチ
- 覚えてもらいやすいプロフィール設定
- 超大事!作品の物撮り
- 検索に引っかかりやすくなる紹介文・キーワード
- 返信速度・発送までの日数
- リピートしてもらうためのアフターケア
今回は、専業ハンドメイド作家として活動するコトサワのメルカリ販売のコツをご紹介しました
1人でも多くのハンドメイド作家さんの参考になれば嬉しいです
メルカリのハンドメイド販売が思うようにいかないな、とお悩みの方はコチラもご覧ください